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| カウンター7席のこじんまりした店内。店主の目が行き届いており、清潔感があります。 |
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| 「和風ラーメン」は、濃い色からは想像つかないほど、澄んだ味わいのスープです。 |
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| 玉子は箸で持ち上げると、黄身がじんわり染み出します。 |
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西武新宿線「新井薬師前」駅出口裏の踏切を渡り、まっすぐ商店街の坂道を歩くこと3分。小料理屋風の佇まいをした「燦亭(さんてい)」が暖簾を上げています。今回の中野区ラーメン道では、和風ラーメンで評判のお店をご紹介いたします。
店の戸を開くと、カウンターが奥へ一列に伸びています。こちらのお店、店主お一人で仕込みから調理までこなされており、「スープが無くなるまで」のスタンスで夜9時頃まで営業されています。
「素材はすべて身体が喜ぶ天然物を使用し、化学調味料に頼らないうまさをラーメンを通じて感じていただきたい」と、お店のコンセプトに健康が主体にある旨を語ってくれました。
さて、早速オススメの和風ラーメンを注文します。黒っぽいスープが印象的なラーメンは、一見、関東風の日本そばのような濃い味が想像されます。しかし口に含んだ途端、濃厚な鰹節のうまみがふわっと広がり、体に馴染むように喉を通りました。ラーメンとは思えぬ、とってもやさしい味です。
まろやかな風味を醸すダシは、2つの異なるダシがブレンドされており、ひとつは和食の基本素材であるカツオやサバの節類、昆布、干し椎茸、生姜から出したもの。そこに黒豚バラ肉と地鶏の皮をじっくり煮込みとった肉ダシを加えているそうです。
なお、ラーメンへのこだわりはスープにとどまることなく、麺や具材にも徹底されています。麺は水が美味しいといわれる福島県で製麺される中細のストレート麺。1杯に150グラム使用されているとのことですが、ツルツルっと口へ運ばれる麺は軽く素朴な味わいで、瞬く間に食べきってしまいます。具は国産黒豚を用いたチャーシュー2枚、メンマ、味付け卵1個で、いずれも創業当時から注ぎ足し守られる秘伝のタレで調理されています。チャーシューは身が締まっており、黒豚ならではの風味が噛むほどに感じられ、味付け卵は黄身がトローリ半熟に仕上がっています。
スープ、麺、具のどれもが繊細な味わいで、ひとつひとつ素材本来の味を確かめながら食することができるラーメンでした。店主の腕で育てられた身体を思いやる味、ぜひ一度味わってみませんか?
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